養成講座を開催するときのハードルの一つが教科書の自作。

RYSの申請の際にもトレーニングマニュアルという形でヨガアライアンスに提出する必要があります。

トレーニングマニュアルは100ページ以上という基準が言われていますが、普通に教科書を自作すれば100ページはいくので多分クリアできます。

問題は、、

教科書を自作しなければならないのか

ということ。

教科書を自作する場合も全部自作なのか一部でいいのか?

というところが気になるところだと思います。

まずは教科書を自作する必要があるのか、どうか、

というところからですが、

まず、そもそもとして、

【あなたはその講座をどうやって教えるつもりですか?】

というところからです。

アーサナや哲学、解剖学まで全部口頭で教えるつもりですか?

インド伝統を受け継いで口伝でやりますか?

もし、そのつもりであればRYSの認定は無理だと思います。

認定を受けるのであれば、認定をする側の気持ちになってください。

あなたがヨガアライアンスの経営側やスタッフでいる場合、

『私たちは口伝でやっているのでテキストはありません。ヨガとはそういうものだと思っていますし、これからもそうです』

なんて言ってるスタジオを認定できないはず。

「あ、そうですか、ではご勝手にどうぞ」

という返答になるはず。

実際、あなたがスクールをするのであれば何かしら教科書は使うはず。

「じゃ、その教科書を提出してください。」

というのが普通の対応だと思います。

教科書を自作しなければならないのか

では、その教科書ですが、自分でイチから作る必要があるのか、

ということ。

結論を先に言えば、「自分で作る必要はない」ということです。

1 人に作ってもらう

教科書を作るのも外注できます。

例えば、講師を外注してその人に作成してもらうこともできます。

また、お金を払えば喜んで作業をしてくれる人はいるでしょう。

ただし、教科書づくりの材料を提供する必要はあります。

2 市販のテキストを使用する。

市販のテキストを使用することもできます。

その場合、ヨガアライアンスに何かしらの資料を提出する必要があります。

テキストの要約であったり、テキストのコピーや写真であったり。

どういう形にせよ、その教科書の全てを提出することができればベターだと思います。

英語の教科書であれば、著者名とテキスト名を示せばOKかもしれませんが、日本の教科書やテキストの場合はアライアンス側にとっては全く意味のない情報だと思います。

3 自分が受講した講座のテキストを真似する

自分が受講したRYT200や300時間のテキストを真似することも可能です。

スタジオと良い関係があれば、正直にお話をして、テキストを使わせてもらうこともできるかもしれません。

やってはいけないことは、黙ってパクること。

そのうちバレます。

パクるのであれば、正直に話をして許可をもらってから。

許可をもらえない場合は、その教科書を参考にして外注するのが良いと思います。

もし、外注先に困っているのであればご相談ください。

4 RYT200用の教科書を買う

日本ではあまりありませんが、アメリカではRYT200のテキストとして販売されていることもあります。

私がサーチしたところでは、大体10万円ー20万円程度です。

自作する労力を考えると妥当な金額だと思います。

ただし、それを翻訳に外注するとさらに数十万円かかりそうなので、、現実的ではないのかもしれません。


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