RYSの申請で必要なものの一つがトレーニングマニュアルです。
トレーニングマニュアルは、
・プログラムと概要を定めたもの
であり、
・望ましいタスクやテクニックを行うために 研修に必要なすべての補助資料をまとめたもの
です。
これは
・受講者に提供され、
・一貫性のあるトレーニングプログラムを確立、提供し、
・継続的な学習と継続的なトレーニングをサポートするもの
具体的には
・講座で使用する自作テキスト(教科書)やテキストの要約
・レジュメ
・市販のテキストの概要
などが該当します。
トレーニングマニュアルの内容 ・
・マニュアルの概要(はじめに)
・概要(Letter of Intent)
・注意事項(各種ポリシー)
・トレーナーについて(背景・経歴)
・タイムスケジュールの概要
・トレーニング内容(教科書・テキスト)
目次/学習目標/セクションの概要/教科書本文 参考文献・図書 100ページ程度になるように作成してください。
トレーニングマニュアルの具体的な記載内容
・スクールの概要
あなたのスクールの概要を400−800文字程度で説明します。
どんなヨガをやるのか、何を大事にしているのか
・タイムスケジュール
トレーニングスケジュールは、トレーニングの時間配分を示します。 トレーニングの開始から終了までのタイムラインを理解することができます。
トレーニングスケジュールには以下が含まれていなければなりません。
・日時
·・モジュールの数(モジュール化されている場合)とモジュールの連続性や間欠性の有無
・教育区分と各曜日・時間帯別のその他のカリキュラム·
・各日のスケジュールと休憩時間
・カリキュラムの概要と各モジュール、日、時間などに関連する認定トレーナーの名前
などが分かるように作成することが必要です。
RYS各種ポリシー
・ハラスメント防止ポリシー・・・性的嫌がらせだけでなく、
・出席ポリシー・・・補講上限時間や補講の金額などについて規定したもの
・行動規範・・講師としてあるべき規範
・返金ポリシー・・・返金について規定したもの。
・苦情申し立てポリシー・・・受講生が苦情を申し立てる場合の方法など
・報復防止措置ポリシー・・・苦情を申し立てたことによる報復措置を防止するための規定
RYS申請方法 ポリシーについてはヨガアライアンス から各ポリシーテンプレートが準備されています。 そのまま使用はできないため、自分のスクールの事情に合わせ変更してください。 特に、返金ポリシーや出席ポリシーについては実際の運営でもトラブルの元になる可能性がありますので、しっかり決めておきましょう。 その他のポリシーについてもアメリカと日本の法律の違いや実情も変わっていますので、必ずご自分で内容を確認してください。 |
終了証明書
RYSを終了した際には受講生に修了証を渡します。
その修了証にも一定の用件があります。まずは下記の項目が記載されていることが条件です。
必須項目
1スクール名
2受講者の名前
3RYTの種類
4終了日
5リードトレーナー署名
6リードトレーナーのフルネーム
スクールカリキュラム
このカリキュラムでは以下のことについて記載します。
・このカリキュラムで受講生は何を学ぶことができるのか、
・あなたの学校やプログラムの指導方法(系統、スタイル、理論的枠組みなど)
・研修生がどのような学びを得ることができるのか、
などをオーナーとリードトレーナーの両方の視点からの意見を300〜500語以内で記載します。
その他スクールに関すること
・受講用件:ヨガ歴や講師歴など ・先生と生徒の比率
リードトレーナー経歴・バックグラウンド
・ヨガ歴、指導歴、養成講座講師歴 ・系統、スタイル、 ・ヨガに対する取り組みや考え方 ・他の運動指導資格など ・その他リードトレーナーに関すること
トレーニングマニュアルについてはスクール毎の記載内容が大きく異なります。
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