YACEPの取得方法について
ヨガインストラクターとして活動していると、必ず耳にするのが「YACEP」という言葉。
でも、「名前は知ってるけど、結局なんのこと?」という方も多いのではないでしょうか。
それ、やばいです。
今日は、YACEPの正体と、なぜ受講が必要なのかをわかりやすく解説します。
更新要件のポイントも押さえて、次の3年間を安心して過ごしましょう!!
YACEPとは?
YACEPとはYoga Alliance Continuing Education Providerのこと。
つまり、ヨガアライアンスが認定した「継続教育の提供者」です。
この資格を持つ講師やスクールの講座を受ければ、その受講時間が公式に継続教育(CE)としてカウントされます。
RYT更新には「3年間で75時間」が必要
ヨガアライアンス登録インストラクター(RYT)は、登録を維持するために3年間で合計75時間の継続教育が必要です。内訳は…
- ティーチング(Teaching)45時間:自分が教えた時間
- トレーニング(Training)30時間:自分が学んだ時間
Teachingは問題なくクリアできると思います。(あなたがインストラクターであれば)
問題は、トレーニング時間。
ここで注意したいのが、この「学んだ時間(30h)」は、”原則として”YACEPなど適格な講師からの講座でなければカウントされないということ。
【重要】オンライン・録画もOKになった!!
ー2023年7月に変更ありー
また、以前は「最低10時間は対面またはライブ配信の同時学習(コンタクトアワー)」が必要でした。
ですが、2023年7月以降はこの区別が撤廃され、録画や自己ペース型のオンライン講座でも全ての時間がカウント可能になりました。
つまり・・・ちょっと言いづらいんですが
極論すればなんでもいい、(視聴しなくても分からないし・・・)ってことです。
ここに少し逃げ道があるんですね。。
(個人的な意見)
あまり厳しくし過ぎて、多分更新する人が減ったためじゃないかな、、
と推測しますが、問題はそこじゃないと思うんですよね。。
YACEP講座を受けるメリット
上記のようにYACEPの講座を受講することが原則なのですが、YACEPから受講するメリットについて挙げておきます。
- 要件を確実に満たせる
登録更新のときに「この講座は対象外だった…」という心配がほぼなくなります。 - 専門性が高い
YACEPの方はある程度の知識を有している方が多いと思います。解剖学、指導法、哲学・倫理など、現場に直結する学びが手に入ります。 - 監査対応がスムーズ
修了証や講座情報が整っているため、ヨガアライアンスからの確認依頼にも対応しやすいです。
3年間の学習プラン例
計画的に受講すれば、無理なく要件をクリアできます。
例えば…
- 1年目:機能解剖学(10h)
- 2年目:指導法(10h)
- 3年目:哲学・倫理(10h)
これで合計30時間(トレーニング部分)を達成。
あとは日常のクラスやワークショップで45時間のティーチングを満たせばOKです。
まとめ
- YACEPは更新要件を確実に満たすための“安心チケット”
- 3年で75時間(45h教える+30h学ぶ)が必須
- 2023年以降は録画・オンラインも全カウント可能
- でも、やっぱりYACEPから受講すると色々安心
計画的にYACEP講座を受けておけば、更新期限前に焦ることはありません。
個人的にはもうちょっとYACEPやRYS更新の条件をもうちょっと厳しくしてもいいんじゃないかな、、
と思いますが、、
インストラクターとして人にサービスを提供するのであれば、それなりに学び続ける必要がありますし。
継続単位の有無に関わらず、学びを楽しみながらキャリアアップしていきましょう!